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制作日記 / ゲームブック

黒猫との冒険は、吸血鬼城へ。ゲームブック第3巻の制作記録

第3巻「吸血鬼城の空いた席」の遊べる草稿まで制作が進みました。城内探索と、巻ごとに独立した冒険の仕組みを紹介します。

古城へ向かう少年と、背中に白いハートのある黒猫。第3巻の表紙用イメージ。

制作記録に基づく記事 · 掲載:2026年10月17日 · for-tomorrow

制作状況の紹介です。

第3巻のゲーム本体・本文・ダウンロードファイルは、このサイトでは未公開です。今すぐ遊べるのは無料の序章です。

六つの頼みごとから、長い冒険へ

『黒猫とぼくと』は、喋る黒猫と一緒に、読者が行動を選んで進むゲームブックです。村の小さな依頼から始まった物語は、第1巻『眠れない竜の谷』、第2巻『名前をなくした魔法使い』へ続き、第3巻『吸血鬼城の空いた席』の草稿まで形になりました。

第3巻は五章・93場面・三つの結末を持つ構成です。これはローカルで制作・検証した内容であり、販売やサイトでの本編公開が完了したという意味ではありません。

同じ城でも、進み方は一つではない

今回の制作では、拠点になる広間から、厨房や回廊、図書室などを自分で選んで調べられる形にしています。すべての部屋を同じ順番で回るだけでなく、調べたことや手持ちの道具に応じて、次の行動を考える余地を残しました。

道具の交換は、何を渡すのかが先に分かるように。間違った道具を選んでも、ただ失って終わるのではなく、手がかりを得て考え直せる作りです。読むだけの物語とは違う「自分で試して進む感覚」を大切にしています。

挑戦とやり直しを、別々に扱う

危険な場面で失敗したときには、おなじみの99ページへ。直前の危険な行動へ戻れる一方、それ以前に使った道具や交換の記録まで、すべて戻してしまわないように整理しています。

制作側の記録では、全93場面、290件の途中保存、三つの結末などを検証しました。これは試作の検証記録であり、一般の利用者のプレイ実績とは区別しています。

前の巻のしおりは、上書きしない

各巻の進行・生命点・持ち物は独立させています。第3巻では、出発前に第2巻の思い出を任意で読み込む作りですが、前の巻のセーブを書き換えるものではありません。前の冒険を手元に残したまま、新しい一冊を始められる形を目指しています。

まずは、公開中の序章から

城の事件の答えや結末は、この記事では明かしません。無料公開中の『マーリンの頼みごと』で、黒猫との最初の六つの冒険を楽しんでみてください。第3巻の公開方法や料金は未定です。