最近、スーパーで少し買っただけなのに、会計が1,000円を超えることが増えました。
肉や魚をたくさん買ったわけでもない。玉子、飲み物、ちょっとしたお菓子、いつもの食材を入れただけ。それなのに、レジで「あれ、もう1,000円超えた?」となることがあります。
2026年8月22日時点で確認した総務省統計局の2026年7月消費者物価指数(2026年8月21日公表)では、総合指数は前年同月比1.9%上昇でした。数字だけ見ると、そこまで大きくないようにも見えます。
でも、家計の実感は違います。理由は、私たちが毎日買うもの、毎月払うものが、平均より大きく上がっているからです。
2026年7月の物価は総合1.9%上昇
総務省統計局の2026年7月分の消費者物価指数では、主な数字は次の通りです。
前年同月比 +1.9%
前年同月比 +1.8%
前年同月比 +3.5%
前年同月比 +7.0%
前年同月比 +4.6%
前年同月比 +5.9%
基準改定の補足
2026年7月分から、消費者物価指数の基準は「2025年=100」に切り替わりました。本記事の数字は、総務省統計局が2026年8月21日に公表した新基準(2025年基準)の数値です。
総合は1.9%でも、食料は3.5%、生鮮食品は7.0%。スマホ料金や自動車保険料も上がっています。だから、生活の体感としては「1.9%どころじゃない」と感じやすいわけです。
食費の体感が重い理由
私が一番きついと感じるのは、やっぱり食費です。
玉子は、以前なら100円台で買えることもありました。でも今は、200円を超えるのが普通になってしまいました。インスタントコーヒーでさえ高く感じます。チョコも、以前のように気軽に買いにくくなりました。
食料の値上がりは、ぜいたく品だけの話ではありません。毎日食べるもの、毎朝飲むもの、ちょっとした楽しみまで上がっているから、数字以上に心に残ります。
公表資料で見ても、まぐろは+20.4%、トマトは+13.5%、緑茶は+29.2%、ポテトチップスは+13.3%、外食のハンバーガーは+13.2%でした。チョコそのものの実感はわが家の体験ですが、菓子類全体でも+6.1%と、気軽なおやつが高くなった感覚は数字にも出ています。
一方で、全部が上がっているわけではありません。米類は前年同月比-11.6%でした。肉や魚、野菜が高いときは、ご飯を中心にした献立に寄せるなど、「下がっているものも使う」視点は持っておきたいところです。
今回の記事の実感
物価上昇率は平均で1.9%。でも、玉子、コーヒー、チョコ、肉、野菜のように、よく買うものが上がると、家計の体感はもっと重くなります。
わが家で変えた買い方
物価高だからといって、食べる量を無理に減らすわけにはいきません。わが家では、買い方を少し変えています。
- インスタントコーヒーはPB商品の激安品に変更。正直、質より量で割り切っています。
- チョコは買う頻度を控えめに。好きだけど、前より気軽には買わなくなりました。
- 肉はジャンボパックを購入。まとめて買うと単価が下がるので、小分けして使います。
- 業務スーパーや地元スーパーで、旬のお買い得品を選ぶようにしています。
大事なのは、「全部我慢する」ではなく、「買い方を変える」ことだと思っています。
高いものを毎回いつも通り買うのではなく、PB商品に寄せる、安い時にまとめる、旬のものを選ぶ。これだけでも、家計の守り方は変わります。
食費の基本的な見直しは、以前まとめた食費削減の記事にも整理しています。
スマホ代と保険料もじわっと効く
今回の物価データで見逃せないのは、食料だけではありません。携帯電話通信料は+4.6%、任意自動車保険料は+5.9%でした。
食品はレジで気づきますが、スマホ代や保険料は毎月自動で落ちるので、値上がりに気づきにくいです。
わが家では、スマホ代はかなり前から見直しています。私はSIMフリーのモトローラ製スマホを使い、回線は日本通信SIMの格安プラン。家族全員、回線は日本通信SIMに切り替え済みです。
日本通信SIMを検討する場合は、スターターパックを使う方法もあります。私はこういう固定費こそ、最初に見直す価値が大きいと思っています(日本通信SIM スターターパックを確認する)。
ちなみに、私以外はiPhoneを使っています。端末まで全員そろえる必要はありません。好きな端末を使いつつ、回線だけ安くする。これが現実的だと思います。
固定費は一度下げると、その後も効果が続きます。スマホ代、保険料、サブスクは、食費より先に見直してもいいくらいです。詳しくは固定費削減の記事と、自動車保険を見直した実体験でもまとめています。
ポイ活より、契約を増やさない
物価高になると、「少しでもポイントを取らないと」と思いがちです。でも、わが家ではポイ活目的の契約は増やさない方針です。
自然に貯まる楽天、Amazon、コストコ、PayPayのバーコード決済くらいで十分。ポイントのためにクレジットカードや口座、アプリ、サービスを増やすと、管理コストとリスクが増えます。
1,000ポイントを取りに行くために、年会費や解約忘れ、不正利用リスクを抱えるなら、最初からやらない。ポイントを増やすより、家計の穴をふさぐ方が大事です。
使っていないカードやサービスを減らすことも、物価高時代の家計防衛だと思います。クレジットカード整理の考え方は、楽天カードと楽天証券の実体験記事にもつながります。
今週やること
物価高に対して、いきなり大きなことをする必要はありません。今週やるなら、この3つで十分です。
- よく買う食品を3つだけ確認する
玉子、コーヒー、肉、チョコなど、自分がよく買うものの価格を意識します。 - スマホ代の明細を見る
家族全員の回線代を確認し、格安SIMにできる余地がないか見ます。 - ポイント目的の契約を増やさない
自然に貯まるポイントだけ使い、余計なカードやサービスは増やさないようにします。
まとめ
2026年7月の物価上昇率は、総合で1.9%でした。でも、食料は3.5%、生鮮食品は7.0%、スマホ料金は4.6%、自動車保険料は5.9%上がっています。
だから、スーパーで少し買うだけで1,000円を超える感覚は、気のせいではありません。平均の数字より、自分がよく買うもの、毎月払うものを見る方が、家計の実感に近いです。
わが家では、インスタントコーヒーをPB商品に変えたり、チョコを控えたり、肉はジャンボパックで買ったり、スマホ回線を家族全員で日本通信SIMにしたりしています。
物価高に勝つというより、買い方と固定費を少しずつ変えて家計を守る。今はそれくらい現実的な対策が大事だと思います。
参考情報: