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子供NISAってなに?楽天でも入れる?
初めての人向けにやさしく解説

公開日:2026年7月2日(最終更新:2026年7月2日)

2027年から「子供NISA(こどもNISA)」という新しい制度が始まる予定です。「子どもの教育資金を、税金をかけずに準備できる」と話題になっています。

でも、「そもそもNISAってよくわからない」「楽天で入れるの?」という方も多いはず。この記事では、投資が初めての方でもスッと分かるように、むずかしい言葉を使わずに説明します。

子供NISA(こどもNISA)ってなに?

まず「NISA(ニーサ)」とは、投資で増えたお金にかかる税金(約20%)がゼロになる、おトクな制度のことです。ふつうは利益が出ると税金で2割ほど引かれますが、NISAを使うとそれがかかりません。NISAそのものを基礎から知りたい方は「新NISAとは?旧NISAとの違いをわかりやすく解説」もどうぞ。

これまでのNISAは18歳以上の大人しか使えませんでした。そこに新しく加わるのが「子供NISA」です。0歳〜17歳の子ども名義で、税金ゼロの投資ができるようになります。

子供NISA=「子どもの名前で投資できて、増えたお金に税金がかからない箱」。
大学の入学金など、将来の教育費を少しずつ準備するための制度です。

始まるのは2027年1月の予定。国の「令和8年度税制改正大綱」(2025年12月)で方針が決まりました。ただし細かいルールは2026年中にこれから固まっていく段階です。

ここがポイント!3つの特長

① 0歳から始められる 赤ちゃんのうちから子どもの名前で口座を作れます。早く始めるほど、お金が育つ期間が長くなります。
② 税金がずっとゼロ(無期限) 増えた利益にかかる税金が、期限なしでずっと非課税。長く持つほどおトクです。
③ 18歳になったら大人のNISAへ自動でお引っ越し 子どもが18歳になると、積み立てたお金はそのまま通常のNISA(つみたて投資枠)に自動で移ります。手続きでバタバタする心配がありません。

金額の上限は、1年で60万円まで/合計600万円まで。買えるのは、コツコツ積み立てに向いた投資信託(とうししんたく)だけです。個別の株は買えません。

投資信託=いろんな会社の株などをひとまとめにした「詰め合わせパック」。
1つに集中するより値動きがゆるやかで、初心者でも始めやすいのが特長です。

楽天証券でも入れるの?

結論から言うと、楽天証券も子供NISAに対応する予定で、専用ページもすでに公開されています。楽天ポイントが貯まる・使えるなど、いつもの楽天の使い勝手で始められそうです。

ただし「今すぐ口座開設」はまだできません 子供NISAの口座そのものが作れるのは、制度がスタートする2027年からです。それまでは、どの証券会社でも子供NISA口座は開設できません。

今できるのは「未成年口座(こども口座)」の先行準備

「2027年になったらすぐ始めたい」という方は、今のうちに楽天証券で未成年口座(こども口座)を作っておくのがおすすめです。子ども名義の証券口座を先に用意しておけば、制度開始と同時にスムーズにスタートできます。

未成年口座を作るときの前提
2027年に向けて、今から準備しておくなら

まずは親名義の楽天証券口座から。NISAも未成年口座も、ここがスタート地点になります。

楽天証券の口座開設はこちら

【あとで読む】ジュニアNISA・通常NISAとの違い

「昔あったジュニアNISAと何が違うの?」「大人のNISAとはどう違うの?」という方向けに、ここは要点だけサラッと。急いで読まなくてOKです。

むかしの「ジュニアNISA」との違い

ジュニアNISA(2023年末で新規買付が終了)は「原則18歳まで引き出せない」「非課税は最長5年」などの使いにくさがあり、あまり広がりませんでした。子供NISAでは、そこが大きく見直されています

 ジュニアNISA
(〜2023 終了)
子供NISA
(2027〜 予定)
年間の上限80万円60万円
ためられる総額最大400万円最大600万円
税金ゼロの期間最長5年無期限
買えるもの株・投資信託投資信託のみ
引き出し原則18歳まで不可条件つきで12歳から可

特に大きいのが引き出しのルール。ジュニアNISAは18歳まで原則引き出せませんでしたが、子供NISAは「子どもの教育のため」「子どもの同意がある」などの条件を満たせば12歳から引き出せます。中学進学などのタイミングにも対応しやすくなりました。

大人の「通常NISA(新NISA)」との違い

いちばんの違いは「使える年齢」と「枠の大きさ」です。通常NISAは18歳以上・年間最大360万円・総額1,800万円ですが、子供NISAは0〜17歳・年間60万円・総額600万円と、ひとまわり小さなサイズになっています。

子供NISAは、大人のNISAの「子ども版・お試しサイズ」のようなイメージ。
18歳になればそのまま大人のNISA(1,800万円の枠)に合流します。

3つの制度のこまかい違い(年齢・枠・引き出し・贈与税の注意まで)は、
比較専用の記事に表でまとめています。

こどもNISA・ジュニアNISA・通常NISAの違いを表で見る ▶

始める前に知っておきたい注意点

便利な制度ですが、すべての家庭に必要というわけではありません。冷静に見ておきたいポイントを2つだけ。

① まずは大人のNISA枠で足りることも多い NISAの非課税枠は1人1,800万円、夫婦なら3,600万円あります。多くの家庭は、まず親のNISA枠を使うだけで教育費の準備は十分まかなえます。「親の枠を使い切って、まだ余裕がある」家庭が子供NISAの出番です。
② 投資なので「元本割れ」もある 教育費は使う時期が決まっています。「いざ大学」というときに値下がりしていると困ることも。すべてを投資で準備せず、一部は預貯金など元本保証のあるものと組み合わせるのが安心です。

よくある質問

子供NISAはいつから始まりますか?

2027年1月開始の予定です。2025年12月の税制改正大綱で方針が決まりましたが、細かいルールは2026年中に確定していく見込みです。

楽天証券で子供NISAは作れますか?

楽天証券は対応予定で専用ページも公開済みですが、子供NISA口座が作れるのは2027年からです。今は、親の口座があれば「未成年口座(こども口座)」を先に準備できます。

いくらまで投資できますか?

1年で60万円まで、合計で600万円までです。18歳になると大人のNISA(最大1,800万円の枠)へ自動で移ります。

親が自由にお金を引き出せますか?

口座のお金は法律上「子どものもの」です。引き出しは原則12歳から、用途が子どものためであることや子どもの同意などの条件があります。

名前は本当に「子供NISA」ですか?

「子供NISA(こどもNISA)」は通称です。「こども支援NISA」と呼ばれることもあり、正式名称はこれから確定します。

まとめ

【参考にした主な情報源】
金融庁「令和8年度税制改正について」(2025年12月)
財務省「令和8年度税制改正の大綱」(2025年12月26日 閣議決定)
楽天証券「こどもNISAとは」
※本記事は2026年7月時点の情報です。制度の詳細は今後の政令・省令で変更される可能性があります。最新情報は金融庁等の公式発表をご確認ください。