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こどもNISAはいつから?準備はいつ始める?
子供2人の我が家のリアルな使い方
公開日:2026年7月2日(最終更新:2026年7月2日)
2027年に始まる「こどもNISA(子供NISA)」。「いつから始まるの?」「準備はいつからすればいい?」と気になっている方も多いと思います。
我が家には大学生と中学生、2人の子どもがいて、それぞれ違う付き合い方をしています。この記事では、制度の基本を押さえつつ、実際に我が家がどう準備して、どう使おうとしているかを正直にお話しします。
こどもNISAはいつから?
答え
2027年1月から(予定)
2025年12月の「令和8年度税制改正大綱」で方針が決まりました。細かいルールは2026年中に確定していく段階です。
ここで多いのが「4月からじゃないの?」という勘違い。税制の話は「令和9年度=2027年4月〜」のイメージが強いので、そう思うのは自然です。
でもNISAは非課税の枠を「暦年(1月〜12月)」で数える制度なので、スタートも1月1日から。年度(4月始まり)ではない点に注意してください。
こどもNISA=0〜17歳の子ども名義で、増えた利益に税金がかからない投資ができる制度。
始まるのは「2027年4月」ではなく「2027年1月」です。
準備はいつから始めればいい?
「2027年からなら、準備も2027年でいいの?」と思いますよね。ここがちょっとややこしいので、順番に整理します。
大事な前提
こどもNISAの口座そのものは、2027年にならないと作れません。今できるのは、その「入れ物」を先に用意しておくことだけです。
準備は「口座のガワを2026年のうちに作っておく → こどもNISA本体は2027年に申し込む」の二段構えで考えると分かりやすいです。
今からできる準備(2026年のうちに)
子どもの「未成年口座(こども口座)」を開設しておく。楽天証券などで今から作れます。ここがこどもNISAの土台になります。
2027年に入ってからやること
未成年口座の中で「こどもNISA」を申し込む。各社の受付開始の案内を待ってから手続きします。
急いで作るべき? → 人によります
未成年口座を先に作っても、2027年まではこどもNISAでは投資できません。先に作るメリットは「開始時にバタつかない」という時間の節約が中心です。
まずは親のNISA枠(1人1,800万円/夫婦3,600万円)に余裕があるかを確認し、余力があれば準備を進める——くらいの温度感で十分です。
我が家の使い方|上の子と下の子で違う理由
同じ「子どもの将来のために」でも、年齢によって取れる選択肢が変わります。我が家の2人を例に説明します。
👨🎓 上の子(大学生・18歳以上)
上の子のときは、こどもNISAはまだ存在しなかったので
18歳になるのを待って、本人名義の楽天証券口座を開設。18年分のお年玉としてためてきたお金を、オルカン(全世界株の投資信託)に投資しました。18歳以上なので、大人の通常NISAルートです。このときの経緯は「
18歳の息子が楽天証券でオルカン58万円スタート【実体験】」に詳しく書いています。
🧒 下の子(中学生・18歳未満)
下の子は、2027年のこどもNISAが始まったら、そこでオルカンを少額だけ入れる予定です。上の子は「18歳を待つ」しかありませんでしたが、こどもNISAができれば下の子は18歳を待たずに、中学生のうちから非課税で始められる。ここが一番大きな違いです。
下の子は「増やす」より「実感してもらう」ために
下の子のぶんは、たくさんは入れないつもりです。狙いはお金を増やすことより、「投資ってこうやって少しずつ増えていくんだ」を本人に体感してもらうこと。こどもNISAは教育資金の準備だけでなく、親子で学ぶ金融教育のツールとしても期待されています。
少額だからこそ、値下がりしても「こういうとき焦って売らないんだよ」とリスクなく教えられる。
増やすのが主目的じゃないからこそ、教材として優秀なんです。
下の子はすでに中学生なので、始めたら口座の画面を一緒に見ながら「いま◯円が△円になってるね」と実際の数字を見せるつもりです(こどもNISAは原則12歳から条件つきで引き出せる設計です)。オルカンは「世界中の会社にちょっとずつ投資している」と説明しやすく、教材としても話を広げやすいのが良いところです。
貯金との組み合わせ方
「貯金してても増えないからNISAへ」という発想はその通りなのですが、こどもNISAは年60万円が上限。ためた貯金を初年度に一気に全部は入れられません。
我が家の考え方
- こどもNISAが始まるまでの待機資金は、銀行預金や個人向け国債など安全な場所に置いておく。
- 2027年以降、毎年60万円を上限にこどもNISAへスライドさせていく。
- 全額を投資に回さず、一部は貯金のまま残す(教育費は使う時期が決まっているため)。
楽天で準備するなら|銀行+証券をセットで
我が家は楽天で準備を進めています。楽天で始めるなら、証券口座だけでなく銀行口座もセットにしておくのがおすすめです。
なぜ銀行もセット?
楽天銀行と楽天証券を連携させる「マネーブリッジ」を使うと、入出金がスムーズになり、待機資金の置き場所としても便利になります。こどもNISA開始までの貯金の置き場としても相性が良いです。
※連携サービスの優遇条件などは変更される場合があります。最新の内容は公式サイトでご確認ください。
始める前に知っておきたいこと
① 子どもが18歳に近いと、使える期間が短い
18歳になると大人のNISAへ自動で移るため、こどもNISAで運用できる期間は限られます。中高生のお子さんは「数年だけ」になる点を踏まえて。
② 名義は子ども。贈与税に注意
口座のお金は法律上「子どものもの」です。親のお金を子ども名義に移すと、年110万円を超える分は贈与税の対象になり得ます。子ども名義への資金移動の合計額は意識しておきましょう。
③ 投資なので元本割れもある
教育費は使う時期が決まっているため、いざというときに値下がりしている可能性も。一部は預貯金など元本保証のあるものと組み合わせるのが安心です。
よくある質問
こどもNISAはいつから始まりますか?
2027年1月開始の予定です。4月(年度始まり)ではなく、暦年に合わせて1月スタートになります。
準備は今からしておくべきですか?
必須ではありません。先に未成年口座を作っても2027年までは投資できないため、急ぐ実利は薄めです。まず親のNISA枠に余裕があるかを確認し、余力があれば準備を進めれば十分です。
楽天証券でこどもNISAは作れますか?
楽天証券は対応予定で専用ページも公開済みですが、こどもNISA口座が作れるのは2027年からです。今は、親の口座があれば未成年口座(こども口座)を先に準備できます。
いくらまで投資できますか?
1年で60万円まで、合計600万円までです。ためた貯金は毎年60万円を上限に移していくイメージになります。
こどもNISAは金融教育にも使えますか?
はい。少額で「お金が増えていく」体験を子どもと共有できるため、教育資金の準備と並んで、親子で学ぶ金融教育のツールとしても期待されています。
まとめ
- こどもNISAは2027年1月から(4月ではない)。0〜17歳の子ども名義で非課税投資ができます。
- 準備は「口座のガワを今のうちに → 本体は2027年に申込」の二段構え。ただし急ぐ実利は薄め。
- 我が家は上の子=18歳を待って通常NISA、下の子=こどもNISAで少額(金融教育目的)。
- 年60万円が上限なので、貯金は毎年スライドさせる前提で。楽天なら銀行+証券をセットで準備。
【参考にした主な情報源】
金融庁「令和8年度税制改正について」(2025年12月)
財務省「令和8年度税制改正の大綱」(2025年12月26日 閣議決定)
楽天証券「こどもNISAとは」
※本記事は2026年7月時点の情報です。制度の詳細は今後の政令・省令で変更される可能性があります。最新情報は金融庁等の公式発表をご確認ください。