「年金は何歳からもらうのが得か」――この問いに一律の正解はありません。健康状態・働く予定・生活費の必要額によって、最適な受給開始年齢は人それぞれ違います。

このツールは4つの質問に答えるだけで、あなたの状況に合ったおすすめの受給開始年齢と、想定受給額・損益分岐点をその場で計算します。

ご利用前にお読みください:本ツールは公的年金制度に関する一般的な目安を提供するものです。実際の受給額は個人の加入期間・標準報酬月額によって異なります。個別の年金相談は年金事務所または社会保険労務士(社労士)にご相談ください。

あなたの年金受給開始年齢を診断する

4つの質問に答えてください。最後に「診断する」ボタンを押すと結果が表示されます。

万円 / 月

ねんきん定期便(毎年誕生月に届く)の「65歳からの老齢年金見込み額」を入力してください。わからない場合は10万円のままでOKです。

このツールの計算の考え方

受給額の計算は、日本年金機構の公式ルール(2022年4月改正後)に基づいています。

受給開始増減率の計算式増減率
60歳開始▲0.4% × 60ヶ月▲24%(恒久)
65歳開始±0(基準)
70歳開始+0.7% × 60ヶ月+42%(恒久)
75歳開始+0.7% × 120ヶ月+84%(恒久)

損益分岐点の計算方法

「60歳 vs 65歳」の損益分岐点は、60歳から65歳までに余分に受け取る総額と、65歳以降の月額差から逆算します。

損益分岐点の計算例(65歳基準月額10万円の場合)

60歳が65歳より早く受け取る5年間の先行取得額:7.6万円 × 60ヶ月 = 456万円
65歳以降の月額差:10万円 − 7.6万円 = 2.4万円 / 月
逆転するまでの月数:456万円 ÷ 2.4万円 ≈ 190ヶ月(約15.8年)
→ 損益分岐点:65歳 + 15.8年 = 約81歳

注意:損益分岐点はあくまで「どちらが累計で多いか」の目安です。税・社会保険料・物価変動の影響は含みません。また、繰り上げ受給を選んだ場合は障害年金の受給要件が変わる等の影響もあります。詳細は年金事務所にご確認ください(出典:日本年金機構)。

ねんきんネットで自分の見込み額を確認しよう

このツールのQ①「65歳時点の想定年金月額」を正確に知るには、ねんきんネット(日本年金機構)が最も確実です。マイナンバーカードやIDパスワードでログインできます。

ねんきん定期便でも確認できる

毎年誕生月に届く「ねんきん定期便」の裏面に、65歳からの老齢年金見込み額が記載されています。直近のものを手元に置いておくと、このツールをより正確に使えます。